相手の目を見て、笑顔を忘れずに


  話をするときには、必ず相手の目を見てください。日本とは反対に、きちんと相手の目を見て話をするのが礼儀という世界です。慣れない人にとっては相手の目を見続けることにはかなりの努力が必要だと思いますが、そう言う習慣なのだと常に自分に言い聞かせて下さい。
 
  フライトアテンダントから飲み物をサービスしてもらったとき、当然、こぼしたら大変なので目は飲み物に行っているのですが、それでも「Thank you」というときには、相手の目を見てください。 
 
 
  最近あまり聞かなくなりましたが、オリエンタルスマイルという言葉があります。日本人が困ったときによくするあいまいな笑顔のことを指す言葉で、日本人は不可解と言われることのひとつです。しかし、この項で言う「笑顔」は、あいまいな笑顔ではなく、うれしい時の本当の笑顔です。
 
  別のページで書いた「Thank you.」や「Hello.」を言うときは、必ず相手の目を見て、あなたの最高の笑顔で言ってみて下さい。日本人は顔が平板ですので、かなり大げさな顔をしたとしても違和感はありません。相手の目を見て向ける笑顔には、必ず笑顔が返って来ます。英語が話せるに越したことはありませんが、もし言葉が出来なかったとしても、心からの笑顔を相手に向けることが出来るなら、旅行中、あなたが不愉快な思いをする機会はかなり減らせるのではないかと思います。





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